ダグラス・サーク傑作選

ダグラス・サーク傑作選

メロドラマの名匠による愛と悲しみにみちた珠玉の代表作、一挙上映 『天が許し給うすべて』『風と共に散る』『間奏曲』『翼に賭ける命』『悲しみは空の彼方に』 3月28日(金)〜4月17日(木)YEBISU GARDEN CINEMAにて開催決定

ダグラス・サーク傑作選
ダグラス・サーク傑作選

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蓮實重彦さん(映画評論家)
ヨーロッパ生まれながら、テクニカラーによるシネマスコープ画面というハリウッドならではの華麗な技法を、あたかも自分のために開発されたギフトだというかのように自在に駆使してみせたダグラス・サークは「傑作」と言う言葉など自分とは無縁の贅沢だというかのように、「傑作」を超えた繊細なフィルムを撮ってみせた。必見!
秦早穗子さん(映画評論家)
ダグラス・サークの目
ハリウッド映画全盛期、1950年代。定番メロドラマ形式を逆手に取って、ダグラス・サークが描く作品は、今こそ、光を増す。あれから、80年。人々の暮らしは変わった。本当にそうだろうか?ドイツから亡命、名前もダグラス・サークと変え、アメリカ方式の中で、人間―男と女―の本質をさりげなく、服装、マナー、言葉の端に忍ばせる。底流には、人種、宗教、戦争、愛と死がある。ユダヤ人の妻、ひとり息子の戦死。ドイツ人の彼自身の問題も含め、揺らぎ、迷い、ときめく感情が、サーク映画の中で、静かに火花を散らす。
濱口竜介さん(映画監督)
「かなしみのハッピーエンディング」、再び。
四の五の言わずに、泣いちゃいな!
【ダグラス・サーク傑作選】『天が許し給うすべて』『風と共に散る』『間奏曲』『翼に賭ける命』『悲しみは空の彼方に』
3月28日(金)〜4月17日(木)YEBISU GARDEN CINEMAにて開催3月28日(金)〜4月17日(木)YEBISU GARDEN CINEMAにて開催